訪問看護では限られた時間でしっかり観察することが必要になってきます。普段ご家族が接して感じている不安や変化などをヒアリングし情報を共有することで、対応方法や医師に報告などといった対応を行うことができます。
バイタルサインチェック
身体の観察を行うためには、日々の変化を知るために様々な状態観察が必要になってきます。
その一つとして基礎的な4つの項目を調べる必要があります。
・血圧(高血圧、低血圧の有無)
・脈拍数(不整脈の有無)
・体温(熱発がないか)
・呼吸状態(酸素飽和度SpO2、チアノーゼの有無など)
このほかにも、全体的に身体を観察し表情、病状の悪化がないか、精神的メンタル変化、疼痛の有無(痛み)、歩行状態、ふらつき、検査データ値、体重変化、排泄回数、栄養状態、睡眠など観察を行っていきます。
早期発見で安心につながる
身体の変化を早期発見することで、病状の悪化を防ぎ利用者や家族の安心を得ることができます。
何かあった時に、頼ることができるということは在宅で生活する中で大きな支えになります。
家族だけが支えるのではなく、みんなで支えていくことが大事になってきます。